第二新卒で転職を考えている人
「第二新卒で転職したい・・・。でも、ネットでは第二新卒で転職に失敗しちゃった人も沢山いるみたいだな。第二新卒で失敗する原因と、失敗しないための対処法が知りたいです。」
こういった疑問に答えます。
0.第二新卒が失敗するパターンは3つです
1.難しい企業にばかり応募する
2.面接が上手くいかない
3.入社後に後悔する
私自身、第二新卒で複数の内定を頂き、その中から外資系の現職を選び入社しました。現在は忙しいながらも満足のいくキャリアを歩めている実感があります。振り返ってみると、第二新卒での転職に踏み切ってよかったと感じます。しかし、中には失敗している人も多いようです。今回は、実体験をもとに第二新卒が失敗する原因と対処法を解説します。
第二新卒が転職に失敗する原因と対処法
結論からいうと、第二新卒が失敗するパターンは下の3つです。対処法と併せて解説します。
2.面接が上手くいかない
3.入社後に後悔する
順に解説します。
1.難しい企業にばかり応募する
一言でいうと、難易度が高すぎる業界・企業ばかり受けてしまうパターンです。新卒の就活でダメだった業界ばかりに応募して、全て書類で落ちる、といった人も多いようですね。
実は、新卒でないと入りにくい業界というのは確かに存在しており、そういった業界だけに応募するのは無謀かもです。具体的には、下記のとおりです。
・総合商社:三菱商事、住友商事、三井物産、丸紅、伊藤忠
・電力会社:東京電力、中国電力、四国電力、中部電力、九州電力、電源開発、関西電力、東北電力、北海道電力、北陸電力
・ガス会社:大阪ガス、東京ガス、静岡ガス
・石油元売:出光昭和シェル、JXTGエネルギー、コスモエネルギーHD
なぜこういった業界が入りにくいかというと、人気だからです。ホワイトで給料が高いため、応募者が殺到します。
対処法
受ける企業の種類を増やすことで、リスクヘッジしましょう。例えば、メーカー+コンサル+ITの3つの業界をバランスよく受ける、といった感じです。こうすることで、全落ちのリスクを減らせます。当たり前のことですが、できていない人も多い印象です。
2.面接が上手くいかない
これはよくあります。面接というのは正しい理論と練習を積み重ねれば、誰でも上達します。しかし、理論を学ばずに、練習も怠った場合は悲惨な結果が待っています。なお、このブログでは、理論も練習方法も併せてご紹介していくので、ご安心ください。
とにかく、面接が上手くいかなければ内定は出ない、という当たり前の事実を頭に入れておいてください。
対処法として、職務経歴書の改善と面接スキルの向上を行いましょう。
職務経歴書の改善
下記記事をまずご覧ください。職務経歴書の書き方について解説しています。
その上で、担当のエージェントに転職してもらいましょう。ぐっと良くなります。
面接スキルの向上
下記記事をまずご覧ください。面接の対策方法を解説しています。
加えて、「ロジカル面説術」という本がとても分かりやすく実践的だったため、おすすめしておきます。面接対策本は、これ1冊でOKです。
ロジカル面接術
また、エージェントに面接対策をお願いするのも非常に有効です。面接対策も無料でやってくれます。とことんお願いしましょう。
リクルートエージェント
DODA転職エージェント
マイナビジョブ20’s
パソナキャリア
3.入社後に後悔する
一言でいうと、自分に合わない企業から内定をもらい、入社してしまうパターンです。
転職エージェントや転職サイトに勧められた企業を何も考えずに受けていくと、こういった事態に陥ります。確かに、転職エージェントや転職サイトは便利です。しかし、あくまで転職はあなたの意思で行うべきです。でなければ、入社してから後悔しますよ。
厳しく聞こえたらすみません・・・。
ただ、「この転職は自分の意志でやるんだ。絶対に自分が行きたい企業に行くんだ。」という強い意志を持ってほしいと感じ、書きました。私自身、実際の転職では数多くの業界からお声かけ頂き、面接で「今電話で他の企業を辞退したら内定を出します」と言われたこともあります。しかし、最後まで自分の軸をぶらさなかったからこそ、今の成功があると感じています。
対処法として、自分の軸を作りましょう。
例えば、「とにかくホワイトな環境で働きたい」や「若いうちから事業の企画から販売までの全ての工程に携わりたい」などです。その軸に合わせて転職活動を行いましょう。
自分の軸を見つけるのはかなり難しいです。というのは、いわゆる自己分析を深いレベルで行う必要があるからです。そこで、おすすめのアプローチをご紹介します。
それは、「これだけは嫌」という視点で軸を作る方法です。例えば、「絶対に関東で働きたい。転勤はしたくない。残業もできるだけしたくない。」みたいな感じです。
この場合だと、IT企業の中でホワイトなところを見つけるのが良いでしょう。IT企業は基本的に転勤はありません。その中で、できるだけホワイトな会社を見つけましょう。
ちなみに、ホワイト企業を探したい場合はVokersがおすすめです。使い方は下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ
第二新卒が失敗する3つのパターンと対処法について解説しました。具体的には、下記のとおりです。
2.面接が上手くいかない
3.入社後に後悔する