第二新卒で大手に行きたい人「第二新卒の内に転職したいなあ。できたら大手に行きたいけど、、第二新卒からでも大手に転職は可能なんだろうか・・・?もし可能なら、具体的に何をすれば内定が取れるんだろうか。何をやったらいいのか全く分からないので、1から全て教えてください。」
こういった疑問に答えます。
1.第二新卒から大手企業に転職するためのロードマップ
2.第二新卒で大手企業に転職した方がいい理由
3.第二新卒で大手企業に転職する方法
4.第二新卒におすすめの業界
1.第二新卒から大手に転職するためのロードマップ
今回は、「第二新卒が大手に転職する方法」について、実体験をもとに解説します。
私自身、新卒の就活で大失敗し、斜陽なブラック業界に就職しました。その後、管理職が大量にリストラされる、本社が閉鎖されて工場に移転する、先輩社員が次々と転職していく、という事態になり、入社2年目にして第二新卒での転職を決行しました。
経歴をまとめると、以下のような感じです。
・第二新卒で外資系大手(現職)に入社
始めたころは全くうまくいかず、「人生もう終わりか・・・」と絶望していましたが、コツコツと対策することで徐々に結果が出るようになりました。最終的には、大手から4社内定を頂き、外資系大手企業に入社しました。
今回は、「第二新卒で大手企業に転職出来たノウハウ」を全て無料公開いたします。
2.第二新卒で大手企業に転職した方がいい理由
前提として、ほとんどの人にとっては大手企業に転職するのがベストだと考えています。理由は下記のとおりです。大手企業はあらゆる点で恵まれています。
・雇用が安定
・休みが多い
・次の転職が容易
3.第二新卒で大手企業に転職する方法
結論として、下の5つを行えばOKです。
⑵情報サイトに登録する
⑶職務経歴書を作成する
⑷面接対策を徹底する
⑸複数社並行して受ける
⑴転職サイト・転職エージェントを活用する
結論として、下の転職サイト・転職エージェントを活用しましょう。
この2つのツールをうまく使いこなせるかで、勝負の大半が決まります。できるだけ多く、質の高い求人に出会えるようにしましょう。そのためには、とりあえず登録を行い、後から選別する方法がおすすめです。
順に活用の仕方を解説します。
■転職サイトの活用方法
転職サイトとは、企業の採用担当や転職エージェントが閲覧している、採用プラットフォームです。つまり、採用したい側(企業やエージェント)と採用されたい側(応募者)をつなぐサイトのことです。
イメージとしては、自分の職務経歴書を登録することで、勝手に求人オファーやヘッドハンティングが来るサービスです。
仕事が忙しい中、転職活動の時間が取れない人には特におすすめのサービスです。いったん職務経歴書を登録しさえすれば、勝手にオファーが届きます。あなたは届いたオファーの中から、気になったものにだけ返信すればいいんです。
とりあえず登録しておき、良い求人が現れるのを待つのが良いでしょう。職務経歴書を登録しておけば、求人オファーが届くこともあります。
全て無料なので、登録しておきましょう。
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マイナビジョブ20’s
ビズリーチ
ミイダス
Wantedly
転職サイトについては、下の記事でさらに詳細に解説しました。是非お読みください。
■転職エージェントの活用方法
次は転職エージェントの紹介です。転職エージェントとは、応募者に合わせて求人を紹介してくれる業者の事です。彼らは、応募者が企業に入社した際の年収に合わせて、一定の報酬を得ています。
全て無料ですので、登録しておきましょう。
DODA転職エージェント
マイナビジョブ20’s
パソナキャリア
さて、そんな転職エージェントですが、どんな利用方法が良いでしょうか。
答えは2つです。
⑵職務経歴書の添削
⑴求人市場のリサーチ
これが何といっても彼らの強みです。彼らは、日本の中で最新の求人動向について最も詳しい人たち、と言えるでしょう。こんな人たちに助けてもらえたら、きっと有利な転職ができそうですね。
エージェントとは電話面談をすることが多いです。
その際に、はっきりと欲しい情報について聞いてみるとよいでしょう。
例えば、下記のとおりです。
「今は機械メーカーで経理をやっているが、将来的に電機メーカーに転職したい。経理職で入りやすい企業群を紹介してほしい」
「今は営業職をしているが、SAPコンサルタントに職種変更をしたい。どんな経験や適性を面接でアピールすべきだろうか。」
このくらい具体的な質問であれば、きっと答えてもらえるでしょう。仮にまともな返事が返ってこなければ、そのエージェントとは手を切りましょう。
⑵職務経歴書の添削
職務経歴書の添削です。企業に応募するとなると、必ず前段階でエージェントによる職務経歴書の添削が行われます。
この添削は、非常に付加価値が高いです。特に、優秀なエージェントの添削を経た職務経歴書はたくさんの内定を生みます。積極的にお願いしましょう。
転職エージェントについては、下の記事でさらに詳細に解説しています。
よくある質問:転職サイトや転職エージェントの評判がいろいろありすぎて、混乱します。どうしたらいいですか?
結論としては「評判をあまり気にせずにとりあえず登録しておく」のが良いです。おそらく、評判が気になる理由は、「評判の良いものにだけ登録しておいて、効率よく進めたい」という考えからだと思います。
しかし、「絶対にこのエージェントは良い!絶対にこの転職サイトは良い!」という絶対的な正解はないです。なぜなら、あなたの状況や担当者によって、変わってくるからです。
つまり、ある人にとっては良いサイト・エージェントだったが、ある人にとってはそうではない、ということが起こるということです。
したがって、まずは登録してみて、イマイチだと判断したら使うのを辞めればOKです。実際に、私もそのやり方をしていました。その方が、機会損失も少ないです。
⑵情報サイトに登録する
情報サイトとは、様々な企業の内情が口コミベースで集まったものです。口コミには本質的な情報がたくさん含まれています。というのは、実際にその企業で働いたことのある元社員の生の声だからです。
とはいえ、全て鵜呑みにするのは危険ですので、情報源は厳選していきたいところです。そこで、OpenWork(旧Vokers)のご紹介です。私もこのサイトをかなり信用しています。情報の質も量も申し分ないです。
無料ですので、ぜひご登録ください。
OpenWork(旧Vokers)に無料登録
⑶内定が取れる職務経歴書を書く
最後に、職務経歴書のお話です。基本的に、転職で一番大切なのはここだ!と言っていいでしょう。採用担当者は、基本的には職務経歴書しか見ていません。というか、それ以外で応募者を判断できません。
なので、職務経歴書を徹底的に作りこむことが最重要事項です。ポイントは3つです。
⑵分量を絞る(2~3枚程度がベター)
⑶アピールポイントを絞る
この3つを意識して書けばまず外さないでしょう。ある程度まとまった段階で、
エージェントに職務経歴書の添削を依頼するのがおすすめです。
この時、添削を受けるエージェント選びは重要です。選び方のポイントは下記のとおりです。
・求人の質が高い
・返信が速い
職務経歴書の書き方については、下記の記事でさらに深く説明しています。
⑶面接対策を徹底する
次に、面接対策です。こちらも対策が可能です。詳しくは下の記事をお読みください。
⑷複数社並行して受ける
選考では、「常に複数社の選考を受けている状態」をキープしましょう。というのは、その方が効率がいいからです。具体的には下記のとおりです。
・内定が出ても比較しやすい
・面接が上手くなりやすい
途中で息切れしかけても、「まだまだ選考を受けるぞ」という攻めの気持ちを忘れないでください。あきらめなければ必ず勝機は見えてきます。
4.第二新卒におすすめの業界
次に、特に第二新卒におすすめの業界を解説します。結論としては下記の3つです。
⑵コンサル
⑶メーカー
順に解説します。
⑴Web系企業
Web系企業は第二新卒人材を高く評価しています。社風が若いため、「若い人材=ポテンシャルが高い」と考えてくれるようですね。IT業界は変化が激しいため、常に若くて柔軟な人材を求めています。実際に第二新卒で求人を出している企業の一部を挙げておきます。
・楽天
・ヤフー
・リクルート
・DeNA
・GMO TECH
・じげん
・ガイアックス
・クックパッド
・コロプラ
・ビービット
Web系企業は選考の柔軟性が高い
Web系企業はSkype面接OKな場合が多く、遠隔地の転職希望者に優しいです。地方在住でなかなか選考に来られない方には、うれしいポイントですね。
体験談:
私の場合、ヤフーの選考を受けたことがあります。当時は地方に住んでいたため、Skype面接で東京本社の人事の方と面接をしました。
このように、柔軟な社風が選考からもわかります。入ってからも、ギャップが少ない働き方ができそうです。
⑵コンサル
コンサル業界も、第二新卒を積極採用中です。コンサルは非常に年収が高く、将来性もある仕事です。具体的な年収テーブルは下記のとおりです。
コンサル転職については、アクシスコンサルティングが非常に高い実績を持っています。気になった方は、無料登録して話を聞いてみることをお勧めします。
また、下の記事で詳しく解説しています。
⑶メーカー
メーカーも第二新卒を積極採用中です。ホワイト企業が多く、まったり働きたい人にはおすすめです。
メーカーにホワイト企業が多い理由は、「労働組合が強いから」です。労働組合は、サラリーマンの代わりに労働環境や待遇の改善をしてくれる団体です。メーカーの労働組合の強さは、日本最強クラスです。
給料を上げるための交渉や、サービス残業の監視を行ってくれます。パワハラやモラハラにも厳しく対処しており、「労働者を守る」ために頑張ってくれます。
また、メーカーに一度入ってしまえば、他のメーカーへの転職がしやすくなります。なので、仮に第二新卒で入った会社が万一合わなくても、下記のようなキャリアパスが可能です。やり直しがききやすいのが、メーカーの強みですね。
・第二新卒で部品メーカーの経理に転職→人間関係が合わない→20代後半で自動車メーカーの経理に転職
余談ですが、関西本社のメーカーには優良企業が多いです。例えば、島津製作所、村田製作所、オムロン、ダイキンなど、将来性抜群なホワイト企業が勢ぞろいです。
関西在住の方の転職や、地元が関西の方のUターン転職については、下記記事で詳細に解説しています。
まとめ
第二新卒から大手の内定を取るための方法を説明しました。読者の皆様が良い転職をできるように、今後も記事を更新して参ります。宜しくお願いします。
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